上位の取引所が新規会員の受付を停止した事で、アカウントの売買が起きている件
続々と新規会員受付を停止する取引所たち
先月Bittrexが新規会員の受付を一時停止した話が出ていましたが、先週はBinanceとBithumbが相次いで停止を発表しました。
Binanceの発表によると、1日当たりの登録者数は最大25万人を突破し取引金額は9.5億ドル(約1兆円)に達したため、早急な下部構造のアップグレードが必要と判断、一時的に新規登録が停止に追い込まれたようです。
世界的に主要な取引所も同様にこの深刻な事態を引き起こしているようで、同じようにいつ止まってもおかしくない。というのが正直なところでしょうか。
取引上位の取引所はこちらで確認できます
>>https://coinmarketcap.com/exchanges/volume/24-hour/
Binanceは日本人、Bithumbは韓国人が多く利用していますので、あっちで今何が売買されているのかが分かりやすいですね。
ここまでの情報ソース>>Cryptocurrency Exchangesは1日あたり100,000人以上のユーザーを追加しています
大手取引所が登録停止を開始した事を受けて、裏側で開始されているのが
アカウント販売ビジネスです。
海外で増加しつつあるこの売買ですが、Bittrexなどの新規会員受付が停止された取引所の物が、個人認証を済ませた上でのアカウントが1つ平均10ドルで売られているようです。
このアカウントビジネスは急激に増加し始めており、現在Poloniex、Bitstamp、Bittrex、GDAX、Binance、など、多くのアカウントが売られています。
まあ、日本では仮想通貨は”通貨”として扱われますので、同様の事を行った場合、銀行の口座売買と同じで詐欺罪に当たる可能性が出てきますが、
海外の、しかも仮想通貨の取引所のアカウントを売買すること自体は、禁止する法律がないのが現実的な所です。
過去に売ったアカウントが犯罪に利用されれば、法整備された数十年後にいきなり捕まる可能性があるのでやらない方がいいとは思いますが、こういったビジネスが日本にも流れてくる可能性は十分にありそうですね。
情報ソース>>急増している「完全に検証された」暗号交換アカウントを販売している人々
天才ビットくん
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