コインチェック盗難事件から1か月。いまだ動かぬコインチェック取引
コインチェックの長期停止が仮想通貨の市場を停滞させている
コインチェックで580億円分のNEMがハッキング盗難されて早くも1か月が経過。
事業継続を発表しているコインチェックですが、いまだに今後の再開の見通しが示されていないことにユーザーたちは焦燥しています。
まるで、去年のビットリージョンを見ているかのようだね。
毎年1月には爆弾が爆発するようになっているんじゃないか?とも言えなくもない仮想通貨市場。本来1月は中国人が旧正月の前準備でお金を必要とし、換金するから下落すると言われていましたが、今年は中国も仮想通貨から離れているし大丈夫だろうと思っていたらこの現状ですよw
うん、来年も何かありそうだねw
と、それはさておき、コインチェックの盗難事件の状況は、進んではいるけど相変わらず先行きが分かりません。
今回の事件を振り返ると、だいたいこんな感じです。
- 1/26 コインチェックが保管していたNEMが全てハッキング盗難される
- 1/27 NEM財団がNEMの追跡プログラムを導入、勝利宣言を発表(笑)
- 1/28 コインチェックはNEMの保有者に対する補償方針を発表
- 1/28 金融庁はコインチェックに対する業務改善命令を予定
- 1月 ホワイトハッカー、別名ホワイトハットたちが犯人追跡に乗り出す
- 2/1 自称コインチェック関係者による詐欺が横行し始める
- 2/2 金融庁はコインチェックに立ち入り調査を実施
- 2/2 ハッキング犯人はNEMの資金洗浄に動きだす
- 2/13 コインチェックは日本円の引き出しを再開
- 2/13 コインチェックは金融庁に業務改善命令による報告を行い、記者会見に応じる
- 2月中旬 犯人からNEMを購入した日本人が数名が続々と警察に事情聴取される
- 2/15 コインチェック被害対策弁護団はコインチェックに対し預金引き出しを求め提訴
- 2/19 報道機関がコインチェックが資本提携を検討していることを報道
- 2/24 コインチェックの盗難事件に対し、警察は捜査を100人体制に増員
- 2/24 コインチェックに対する訴訟を起こすための被害者団体が合計3団体に増加
とまあ、進んだような進んでいないような。
NEMは資金洗浄が進んでいて、すでに数十億分がビットコインやライトコインなどの別の通貨にきれいに洗浄されてしまっています。
ようするに、NEM財団は事実上敗北。
事件直後に勝利宣言を出したのに敗北(笑)とあって、まるで道化のような扱いです。
ハッキングされたら、ハードフォークするしか救われる道はない。
という事がハッキリしてしまった事件でした。
NEMの信用は結局地に落ちたままです。
犯人が販売する25%引きのNEMを購入した日本人はこれまで十数名だったかな。日本に結構いて、取引をやらかしてしまった人は警察から事情聴取を受ける羽目になってます。
うん、そりゃ当たり前だろw
犯罪に加担した、またはそれに準ずる罪に問われる可能性もありますから、買っちゃだめですよw
それで捕まる事になるかもしれませんが、自業自得w
興味本位で買う人が出てくるだろうな、とは思ってたんですが、いましたねw
まあ今のところは逮捕者出てませんけどね。
コインチェックに対する訴訟を起こす団体も増えてきています。弁護士団さんたちもここぞとばかりにセールス中!?
依頼料が高いし、そう大した金額ではないから僕は参加しませんけどねw
コインチェックがいつ取引を再開するのか・・・2月中に何とかするんじゃないかと思ってましたが、全然復帰するつもりが無さそうですね・・・。
さあて、どうなる事かな
天才ビットくん
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