米国対トルコ、現地通貨リラの下落でビットコインへの退避がみられる
米国人牧師問題で揺れるトルコはビットコインへ向かう
トルコで自宅軟禁下に置かれているアメリカ人牧師をめぐってアメリカとトルコの対立が過熱しています。
この牧師は2016年10月以来、クーデター未遂事件に関連しトルコ政府によって拘束されている事が発端となっており、結局話し合いで解決ができずトランプ大統領はこの問題に対しトルコへの経済制裁を実施。
8/1以降、制裁を受ける側のトルコでは現地通貨リラの大きな価値下落につながっています。
参照>>トルコ・アメリカの関係 米国人牧師問題で急速に悪化 通貨急落でトルコ経済に大きな負担
通貨が下落し続けることで一部の住民の間で、資産の保管のためのビットコインへの移動を行っている事が明らかとなっています。
地元民のための緊急避難場所の1つは、トルコのリラをビートコア・コア(BTC)に移しているように見え、最近数週間はLocalbitcoinsなどの取引所でこのような活動が起こったことが分かりました。政府は、外貨、特にドルから出るために民衆に訴えをしたが、地元民は静かに暗号侵害のために彼らを捨てているようだ。
持っている通貨の価値が下がるなら、今のうちに金やビットコインなど資産価値が続くものに替えておこう、というわけですね。
この対立問題がさらに深刻化した場合、トルコのインフラは崩壊しかねない状況。
トルコはアメリカと対立するロシアやイランなどとの関係を深める方向に走っており、今後もこの影響は続くと見られています。
天才ビットくん
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