G20の裏側で行われたV20が閉幕、暗号投資取引の世界的規制を話し合った結果
大阪で28日29日に世界20カ国から首脳が集まり、G20が行われていたわけですがその裏側と言っていいでしょうか、V20という仮想資産サービス提供業者(VASP=Virtual Asset Service Providers)サミットが行われていたのはご存知でしょうか?
日本、韓国、シンガポール、オーストラリア、台湾を含む国や地域から、ブロックチェーンの現状の把握、そして規制について話し合うため、規制・監督当局、暗号資産の取引所などの代表が参加して話し合われていました。
きっと、今月Facebookが発表した米ドルに裏打ちされた通貨「リブラ」についても話題に上がっていたんでしょうねw
各国は暗号資産に対してそれぞれ行っている規制についてを公表し、マネーロンダリング、資金洗浄の危険性、そして利用者に対する本人義務化など、あらゆる点について話し合われたようです。
採択された共同声明は次の通り。
「暗号資産取引の世界的規制のためのFATFからの一連の新しい勧告の完全遵守に向けた明確なロードマップを作成する」
世界的な基準を設けることが何より重要。
国家間をまたいだ暗号資産の移動が増えている現状、各国で最低限のルール作りが必要であり、各国がルールに基づいた運用を行う必要がある。
という姿勢を示し、自分たちで管理していけるようにしていくから政府はこれを止めないでくれ。
という感じ。ようはブロックチェーン業界の自主的な規制というわけです。
そういう流れで進めて行こうという事が決まっただけなんで、実際の動きはまだまだこれからでしょうかねえ。
天才ビットくん
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