改訂版:夏に向けた仮想通貨戦略について改めてみる
さて、仮想通貨市場が停滞期を迎えている現状、皆様いかがお過ごしでしょう?
どうにもこうにも、以前のような爆上げ爆下げがなく、かなりつまらない市場の流れとなっているのは皆さんもご存知の通りかと思います。
実際、本日(5/29)の動きを見ていても、まったく上がらない、むしろ下がってますね。
むむー、これは困ったものですね・・・。
では、今回の暴落を受けて、今後仮想通貨をどのように投資していくか、個人的な考えを述べてみたいと思います。
以前「夏までにやっておきたい仮想通貨戦略について明かしてみる」という記事をあげましたが、ビットコインの暴落を受けた事もあり、僕の計画も大きな路線変更を余儀なくされました。
あ、いつも言っていますが、このサイトは「素人による趣味」で運営されています。
当たる当たらない、やることが裏目に出る場合などがもちろんありますから、最終的にはご自身で判断してくださいね。
ではいきましょうか。
ビットコインについて
今回大幅な下落を受けた基軸通貨であるビットコインですが、数日たった今もその後遺症は消えていません。
これまでは世界的に見ても仮想通貨市場は発展するものとして認識されてきましたが、
ここでいきなり冷や水を浴びせられた状態です。
幸いな事に先日のビットコインの下落があれで済んだのは、ひとえに中国の存在があったからです。
中国はビットコインの市場シェアが16%となっており、アメリカに次ぐビットコインの市場を持っています。
中国で使われている取引所はOKCoin、BTCC、Huobiの3つが主。
そしてこの3つの取引所では、現在ビットコインの換金が止められているそうです。たぶん政府がらみじゃないかとは思いますが。
そのおかげで、中国ではパニック的な売りは全くなく、需要の高まりを受けて徐々に買い足されていく方向にすすんでいるようです。鈍化はしたみたいですけどね。
買えるけど売れない中国市場がビットコインを支えてますww
なので、換金停止措置が解除されない限りは大きな動きは見られないと思って良いので、ビットコインは比較的緩やかにその価値を戻していきます。(いけてないけどww)
再び短期投資家による売り買いや中国でのビットコイン換金の解禁がないとは言い切れませんが、ここ3日間の動きをみる限りはビットコインの市場はひとまず安定したとみていいでしょうね。(保証はできませんがねwww)
価格も比較的安定して抑えられてますし、またあのような暴落騒ぎが起きない限りは今のところ大きな問題はなさそうです。
※追記:ビットコインの懸念材料が出てるみたいですね。
9月にビットコインのハードフォークによる分裂の可能性が浮上しています。
こちらは3月に分裂騒ぎが起きた時の記事です。参考にされてください。
>>ビットコインのハードフォークについて
※追記:6月初めに中国で換金が再開されました。中国人が再びビットコインを買い集めています。どんだけ自国通貨に信用がないんだよww
そういえば、中国のATMでお金を下すと偽札が何枚か混じるのが当たり前だし、偽札でも気にせず利用する。と中国に住んでいる友人が言ってました。
中国って恐ろしい国ですねw
そりゃビットコイン買うわなww
というわけで、中国主導のビットコイン投資はこれからも続きそうです。
イーサリアムについて
今回大きな路線変更の元になるのは、やはりイーサリアムの存在です。
イーサリアムはカンファレスで最大の上昇を見せ、今回の暴落で16000円(ぐらいだったっけ?w)近い所まで値を落としましたが、
現在は20000円近いところで取引されています。
海外の仮想通貨情報を見ていても、イーサリアムに関するニュースが飛び交っており、
「今年一年はイーサリアムの年」と言われるのも納得がいきます。
すでにビットコイン市場の50%の時価総額に迫っています。
↓こちらがカンファレス前
↓カンファレス後(5/29現在)
イーサリアムはビットコインの半分近くまで時価総額を上げてきています。
3倍の開きがあったのが、今は2倍です。
1月の時点では10倍の差があったんですよ?
一時リップルがイーサリアムを追い越したのですが、すでに仮想通貨第2位の位置は不動のものとなりました。むしろ、イーサリアムはビットコインを脅かす存在に急成長しています。
※追記・イーサリアムの取引規模が急増、5/29にビットコインを抜きました。
そして現在もイーサリアムの勢いはビットコイン以上になっています。
ビットコインが停滞している間にも、イーサリアムが価格を1000円以上上げていますのでそれは間違いないでしょう。ビットコインが足踏みしている間にも、ジワジワじわじわとイーサリアムが侵食していってます。
(↑追加画像※こういう状態が続いています)
ビットコインの値下がりでその影響を受けながらも、しっかり着実に上げてきています。
こういった事から、市場の後押しはビットコインよりイーサリアムの方が強い、と容易に判断できます。
ビットコインが30万円台まで戻した時、イーサリアムは恐らく2万5千~7千円程度には突入していると思います。もう一度イーサリアムの値段が下がってくるのを待つか考えましたが、市場としては上がり調子だったのでこの時点で飛びついておいた方がいいと判断し、購入しました。
※5/31追記 この後、ビットコインが26万8千円のとき、イーサリアムは2万7千円まで上がりました。
ビットコインが全く微動だにしない・・・。
ビットコインの再びの暴落で巻き添えを食う可能性がないとは言い切れませんが、将来性と市場人気を見る限りはこれからは
ビットコインよりも、イーサリアムを主軸に持っておく事をおすすめしたいです。
できれば18000円ぐらいが一番買い時ですが、さすがにそこまでは下がらない可能性が高いです。利益を考えるなら最低でも21000~22000円台までには買っておきたいものですね。
ビットコインが値下がりしたら勿論つられて売られるリスクがありますが、上記のとおりイーサリアムが今は一番安定しています。
※5/30 4:30追記
CCのチャットでイーサリアムについて詳しい人たちと話してみましたが、僕の感じている感覚とすごく似ていたようで、「年内のイーサリアムの予想価格は5万になるだろう」という予測で一致していました。中には「10万はいく」と強気な方もいましたが、僕の予測は5万ですw(来年の今頃だったら10万は超えてるでしょうけどね)
現在のイーサリアムホルダーの意見をまとめると、
イーサのETF(上場投資信託)が承認されれば確実にこのまま上がる。
(すみません、9月というのは僕の勘違いでしたー。ごめんよー)
逆にETFが否認された場合、その時点から30%以上価格が下落する。
上場すれば、基軸通貨がビットコインからイーサリアムになる可能性あり
※あくまでその時間に居合わせた3~4各の見知らぬ人同士の意見が偶然一致しただけです。
この通りなるとは保証できませんので、参考ぐらいにしておいてくださいw
ちなみに海外の予測は2017年中に550ドル。
海外で550ドルなら、値段が高くなる日本での売買価格はだいたい70,000円程度です。
年内の先行きが明るいイーサリアム。今のうちから主軸として仕込むのが一番良いですね。
情報ソース>>海外でイーサリアムの550ドル突破に強気な理由
当分はイーサリアムが僕の主戦力となりそうです。
これをメインに今年は進めていこうと思います。
リップルについて
さて、思わぬビットコインの暴落で、
「今年一番稼げる案件」から「今年最大の問題児」と現状化してしまっているリップルコインです。
僕はカンファレス直後もリップルコイン推しだったんですが、ビットコインが下がった際に最大の値下がりを見せてしまったのがいまだに脳裏に焼き付いています。
これは恐らくリップルコインをホールドしてしまった方なら皆同じだと思います。
現在でもその価格は25~27円程度で推移していて、一向に復活の見込みが立っていません。
そもそも夏に開始されるのrippleのブロックチェーン技術使った海外送金であって、それほど海外では話題になっていないのは皆さんもご存知の通り。
リップルはあくまで投資価値として購入し、僕は現在もリップルを持ってはいるものの、
現状から上がったとしても夏に60円程度が限度でしょうかね。
最大の原因はやはり、今回の大幅な下落による、リップルへの感情の悪化。
リップルに対する周囲のイメージが悪化したことを受け、新たに投資しようと思う新規購入者はかなり削られてしまったと思います。
ご存知の通りかと思いますが、
仮想通貨市場は技術がどうすごいとかではなく、人の感情で動いています。
今の段階では「リップルが絶対に上がる!」と思って、これから更に追加投資を続ける人も少ないでしょうし、「価格がある程度戻った時に売却しよう」と思っている人が確実に大多数に及んでいます。
今の僕に「あなたがリップルを買った時の値段で買い取ってあげるよ」と言う人がいれば、真っ先に売ってしまうでしょうねww
40円ぐらいで掴んだ私と同じような境遇のあなたはどうします?
売りますよね?w
それだけ今回の下落のイメージは、リップルへの強い不安を日本人に与えてしまいました。
(この感覚、皆もきっと持ってますよね?)
正直、今回のビットコイン暴落が無ければ何も問題は無かったはずですが、これが僕にとって完全な誤算。リップルの暴落までは読んでいましたが、
まさか別の要因からリップル高騰計画が邪魔されるとは・・・・くそーーーっ!
加えてリップル購入者の多くは日本と韓国の投資家です。
韓国は以前紹介したとおり、サムスン参入の情報があったイーサリアムに資金を流入させています。
ここでも思わぬところから横やりが入ってしまったものです。
つまり当初の通り進んでいればリップルが3~4倍の価格になるという予想が、リップルは日本市場だけでしか盛り上がらないのであまり値上がりしない。ぐらいな感じになっているのが現状です。
むしろ感情悪化で停滞は免れません。
とはいえニュース報道などで話題になれば現在価格の2倍ぐらいは行くだろう、とは思っています。大きな発表があれば手のひらを返したようにリップルに食いついてきます。
むしろ行ってもらわないと困るww せめて35円ぐらいはいってほしいww
しかしこれまでの一連の流れを見ていても、想定よりは価格が上がらない可能性が高くなってきているのは間違いない事だと思います。これはリップルにとってはかなり厳しい状況だと言えます。
まさかこんな羽目になるとは、、、カンファ前の僕は想像すらしていませんでした。
リップルは当面、短期売買目的の購入者の売り買いに揉まれます。
これだけ20円台後半での停滞が長引くと、30円台になれば売り払う人が続出します。一進一退が続いてゆっくりと戻っていく感じです。
7月上旬ごろには40円台に復活できると思いますので、それまでは寝かせておくしかない。
そんなわけで、リップルは塩漬け状態になってしまいました。
ニュースとかでガンガン報道してくれないかな?
そんな事があればいいんですがね・・・。
あとは、
海外離脱組が帰ってくればなんとか持ち直せるんですがね。
ちょっと期待できなさそうです。
それにしても、「世界の銀行同士がリップルを使うようになる」というのが本当かどうかがいまだに明言されていないのも確かに気になるところですね。
リップルは今後も話題性が高いですし国際送金で本当に使われるようになれば価値が上がるのは間違いないんですがね・・・。
リップル社、そして各銀行の発表は非常にあいまいなものでしかなく、実際にリップルが使われるかはまだ100%確実ではないという不安材料もあります。
ネット上で噂されているように、確かに「銀行はリップルを使わずにリップルネットワークを使ったあくまで独自通貨を使って対応する」という可能性も残っているわけですから、
正直これが間違っている情報だった場合、リップルの今後はかなり厳しいです。
まあ、個人的な意見を言えば、海外送金で
「各銀行が独自に作った通貨を、そのままの価格で海外へ送金できるシステム」だと、ジンバブエドルよろしくその国の通貨がハイパーインフレを起こした場合、通貨どうしの価値に差ができてしまい破綻します。なので、海外送金は銀行独自が作った通貨は使えないはずですけどね。
銀行が破綻しちゃったら、銀行発行の通貨なんて価値が無くなっちゃいますよ。
銀行が進めている方法は
国内の様々なサービスの分野で"銀行が発行する独自通貨"を、
国外への送金では価値を保証する"リップル"を使うのだろうと思っています。
※あくまで個人的な意見です。
XRP使ってわざわざテストもしてましたしね。
去年の話題>>R3は、Rippleのデジタルアセット「XRP」を用いた銀行間国際決済のトライアルを実施
まあ、正直リップルは眺めているしか方法がありません。
大きな利益を見込んでいただけに、劇的な復活が望めない今の状況はとても残念です。
6/1~2にリップルはベルリンで行われるブロックチェーンのイベントに参加するみたいです。
銀行のブロックチェーン技術の導入について何か面白い話が出るといいですね。
>>イベントについて
大した動きはないとは思いますけど、私気になります。
リップルは大逆転があるかもしれませんので、残った分はなるべく夏まではホールドしておこうと思ってます。
※僕も状況が変われば安値でも売り払いますので、あまり信用しないでください。
※6/1追記
その他アルトコインの情勢について
この辺は臨機応変に対応するしかないと思います。
最近ではゴーレムコインが話題になりましたが、こういったものは一時的なものになりやすいのが特徴です。
というか、これが上がった理由は単に日本人の誰かが仕掛けたものだと予想されます。
最初に飛びついた人たちは稼げるんですが、日を追うごとに難しくなっていきます。
情報を仕入れたらすぐに購入、上がった所ですぐに売却して撤退。というのを繰り返すのが最も良い方針かもしれませんが、正直難しいです。
まだまだ価格が安い通貨は不安定なものが多いですからね。
冒険するつもりなら、少なくとも1か月は放置してみないと大きな利益は見込めません。
爆あげが期待できるコインを強いてあげるなら、
- DGB(Degibyte)
- STRAT(Statis)
- DOGE(ドージコイン)
このあたりで遊ぶのが一番かな。(6/2現在)
僕はこの3つに絞って遊んでます。
まとめ
- ビットコインは積立感覚で購入
- イーサリアムを集めるべし、それ以外に道はない(笑)
- リップルは9月まで塩漬けにする
- 億り人を目指すなら、出たばかりのアルトコインに突撃する
安全を求める人は不安定な情勢が戻るまで、価値の落ちない円に戻しておくのもありなのかもしれません。
※6/1追記
結論から言うと
ビットコイン・イーサリアム・(ついでに)リップルをバランスよくそれぞれ持っていると、何もしなくても勝ち確定です。
下手に動くから資産が減るんですよw
比率?
ビットコイン3、イーサリアム5、リップル1、その他1ぐらいでいいんじゃ?
僕はイーサリアムメインの構成を、今年は変える気は一切ありません。むしろ来年もほぼ確定事項です。
もしもビットコインの総額を年内に超えるような事があれば、一気に跳ねる可能性もありますからね。期待してますよ。
ビットコインとイーサリアム持ってればいいんです。ええ。きっとそうなんです。
右手にビットコイン持って~左手にイーサリアム持つ。
無敵だーーーーーっ!!
って感じです
こんな気持ちです>>https://www.youtube.com/watch?v=fnp0YTFkDJM#t=06m33s
※いつも言ってますが、当サイトは1年前に仮想通貨に参入した
素人による趣味のサイトです。
ほんと、何度言っても勘違いをする方がいるんですが、このサイトはただの日記ぐらいの感覚で読んでくださいww
言っていることが間違っていることがありますし、全く異なることが起きる可能性があります。
最終的な判断などは"一人の責任ある大人"として、ご自身の意志で行われてください。
天才ビットくん
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コメント一覧
初めまして、とあるリップルホルダーです。
いつも拝見させて頂いています。
いきなりですが、リップルに関する最新情報などのソースで
参考にしているサイトなどあれば教えて頂きたいです。
こんにちは。
リップルの情報は公式ニュースを要チェックです。
https://ripple.com/category/insights/news/
あとは海外のニュースサイト
https://www.cryptocoinsnews.com/
↑こちらを毎日2~3回は必ず見ています。ここが僕にとっての最重要の情報元です。
仮想通貨全般に関わるニュースがかなり早いスピードで更新されてきますので、このサイトを見ながらこっそり行動してください。
そうすれば他の人より早く動けるようになりますので、間違いなく大きな利益を得られるようになります。
先行者利益を得たいのであれば、あまりこのサイトの存在は広めない方が良いとは思います。
このコメントを見ている他の方も、言っている意味わかりますね?
ゼルダの伝説で言う所の、
「みんなにはないしょだよ」です。
追加で
https://cointelegraph.com/
のNewsあたりも見ておくといいかもしれません。
https://cointelegraph.com/news/overvaluation-of-blockchain-projects-ripple-was-30-of-60-bln-alipay
こういうニュースが海外では出ています。リップルが復旧できない理由もなんとなく察しちゃいます。
海外サイトを見てると日本人の異様な行動などもよく話題になってますからねw
参考になれば幸いです。
丁寧なご返信ありがとうございます!
とても参考になりました♪
リップルのシステム自体は素晴らしい物だと思うので
ここからの追い上げに期待したいですw
6月も色々とイベントがあり楽しい月になりそうですね
https://moneyconf.com/schedule
https://www.ebaday.com/sponsors.aspx
https://www.money2020europe.com/event-overview
どういたしまして。
まだまだ感情優先で動く相場ですので、リップルの話題が増えれば自然と価格は上昇します。
これからに期待したいですね^^