Ethereum財団「イーサリアムの問題解決には時間がかかる」と発言
開発者不足に悩むイーサリアム、問題解決の道は?
最近になっていい所なしのイーサリアム。
ホルダーの僕としては目をつぶっていたいんですが、イーサリアムの相変わらずの厳しい状況が浮き彫りになってきました。
かつての栄華を取り戻すべく(?)開発は進められていますが、何しろ1つのプロジェクトにつき5人未満で作っているから時間がかかりすぎているようです。
今後は開発者集めが重要とされており、公式にも開発者を募っているようです。
イーサリアムはICOの爆発的な広がりの影響を受けて、遅延障害を起こしてしまい信用度が低下してしまったわけですが、
これから先も広がっていくであろうイーサリアム利用者とICOの増加をみこし、
「数十億のユーザーたちの利用に完全に対応するためには現在の100倍の処理能力を必要とする」という予測と共に、その開発には2018年末までかかるという、長期的な見通しが示され話題となりました。
海外では、開発者不足で改善への道が難航しているイーサリアムの状況に対して、不安と不満の声が高まっています。
Ethereum財団はまた、Ethereumネットワークを大幅に拡張し、新しく出現したICOと分散アプリケーションをサポートするために、仕事証明(PoW)からステーク(PoS)コンセンサスプロトコルの証明への変更を計画しています。
「これはコンピュータ科学とゲーム理論のハードな問題です。それらのほとんどはこれまで決して解決されていません。完了を見積もることは難しく、遠く離れている可能性があります。大規模なアプリはチェーン上でのみ動作することはできません。オフチェーンのスケーリングソリューションが必要です。スケーリングの改善を組み合わせるときに正確な見積もりを行うのは難しいですが、2018年末までに100倍の改善が見られ、1〜10mのユーザーアプリが可能になると考えられます」と Ehrsam 氏は書いています。
長期的には、実際のユーザーベースとEthereumのスケーリングに成功した分散アプリケーションの登場は、ネットワークの価値を正当化するでしょう。現時点では、Finmanを含むアナリストはまだEthereumについて確信していません。
簡単に言うと、「イーサリアムは改善に時間がかかるので、先行きが不透明になってしまった」という所でしょうか。
イーサリアム財団側は、今年のイーサリアムの価格高騰もあって資金自体には全く問題はないそうで、Googleのようなシステム開発ができる人材を積極的に雇用し、長期視野で開発進行をしていく計画のようです。
まあ今から人材集めて開発に加え、チームとして機能させていくにはそれなりの時間がかかる。というのはわかりますが、ここでこの状況は結構な痛手です。
海外では「イーサリアムは2019年に1000ドル突破するだろう」という話に転換していて、
「年内1000~1500ドル」という以前からの予測より、かなり弱気なものに変わりつつあります。
情報ソース>>Ethereumは2019年に1000ドルを稼ぎ、その最高の開発者は億万長者だ:アラゴンの共同設立者
個人的に期待する点としては、イーサリアムはまだバージョンアップ4段階中の2段階目で、
あと2回の変身を残している所でしょうか。
って、フリーザかお前はww
イーサリアムは4段階のバージョンアップを計画しています。
第1段階の「Frontier」<<2015年7月30日
第2段階の「Homestead」<<今ここ
第3段階の「Metropolis」<<2017年8~9月予定(※もともと2017年前半の予定)
最終段階の「Serenity」
今年8~9月末には次のバージョンアップが行われる予定なので、
混雑問題などについて、現在よりも多少の改善が見込めるんじゃないかと個人的には思っています。バージョンアップの内容をさっぱり知りませんけどww
まあどうなるかは神のみぞ知る。
ビットコイン下落のあおりを受けて、1万3~5千円ぐらいまでは平気で下げてくると思いますので、追加投資の検討の余地はあるかな。とは思ってはいます。
まあ結構な数持ってるし、しばらくは今の分だけでいいかもね・・・w
情報ソース>>数十億のユーザーにエテリアムを拡大
天才ビットくん
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ディスカッション
コメント一覧
更新ありがとうございます。
イーサの問題解決には時間がかかりそうなのですか。かなり安くなっていたのも、ビットコインの煽りだけではなく、その声明によるところだったのですね。イーサは長期的展望に切り替わりそうで、少し残念ですが、Metropolisを期待してイーサもタイミングを見て買ってみます。