英国にてイーサリアム債券発行準備が進む。イーサリアムの新たな利用方法

2017年11月25日

初のイーサリアム債券、発行予定は3週間後?

 

イーサリアム、再始動。

 

ここ数か月間、イーサリアムと言えばICO市場を中心に発達してきたわけですが、ICOのあまりの詐欺っぷりに規制・禁止する国が続出。

中国・韓国では全面的な禁止が打ち出され、ビットコインが大きく成長を遂げたのに対しイーサリアムの価格は停滞・・・

といったのが今までの流れだったのですが、イーサリアムがICOのようなプロジェクトに対する投資ではなく、単純に資金集め、有価債券として利用が近日中に開始されるという話が浮上しています。

ICOはどちらかというと新興企業が手掛けるパターンが多く、先日ICOで340000ドルのお金を集めて逃げた詐欺会社が話題に上がってましたね。
プロジェクトが上手くいかなかったりしても、発行されていたトークンの価値は無価値になる事も多いです。そのリスクの高さから、ICOは多くの国で規制対象となっていたわけです。

 

それに対して、今回のイーサリアムでの社債発行は、簡単に言うと「会社の借金」となります。

すでに事業を行っている会社が、投資家から資金提供を受け事業の改善・拡張を行っていくわけですから、ICOのトークンとは違って、その価値が上下する事はありません。(※まあもちろんその会社が潰れたらダメですけど)

 

平たく分かりやすく言えば、

ICO=投資、社債=お金を貸す

という感じです。

信用度はICOに比べると圧倒的に高くなります。

 

米国にて金融サービスなどをてがけるNivauraによると、JPモルガン、ムーディーズなどの投資信託会社を通じ、英国の高級品販売店LuxDecoの社債発行が予定されており、

ビットコインの先物取引が開始されるのと同じぐらいのタイミング、およそ3週間後?には発行が開始される事になっているようです。(※まだ正式な発表は出てませんので、3週間後に発行なのかそれとも情報公開が3週間後なのかがイマイチ分かりません)

情報ソース>>英国のスタートアップNivauraは世界初の規制されたエテリアムボンドを発表

これは、イーサリアムを使った有価証券発行という世界初の試みとなりますし、新たな仮想通貨の利用方法になります。

世界中から簡単に資金を集められるのが仮想通貨の良いところです。
来年からはイーサリアム債券を利用する企業が増える可能性が高く、順当にいけばICOに代わる新たなイーサリアムの利用方法になっていくでしょうね。

 

年内10,000ドルに指標が変わったビットコイン、
6か月以内に真のビットコインになると意欲的なビットコインCash、
そして社債発行での利用が開始されるイーサリアム

この3つのコインは、ここ1~3か月で苛烈なデッドヒートを巻き起こす事になりそうな気がします。

 

競争は市場の活発化を促すので、僕は好きです。

全部持ってますから、どれが勝ってもいいんだよ?

 

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天才ビットくん

仮想通貨のプロ! ではなくズブズブの素人(笑)2016年9月からこの道に入っています。 このサイトはもともとリアル友人への情報提供の為に作ったものですので、自由にやらせてもらってます。PNの「天才ビットくん」が"ネタである"のに気が付かれない事が多く、天才ビット「さん」と呼ばれたりしてます。お、おぅ・・・ww 天才ビットくんについてはwikipediaでも調べてみてくださいww 順次仮想通貨に関する情報を公開していきますが、あくまで趣味でやっているから更新遅いけど許してー。