中国取引所、韓国政府の規制で韓国市場への参入を延期
HuobiとOkcoinは韓国での取引所立ち上げを延期
韓国政府は、病気とも言われる国民の仮想通貨への異常に過熱する投機を深刻にとらえており、先日から仮想通貨取引に関するルールを次々と導入しています。
韓国はこの異常な状態を脱するためには、取引全てを禁止する可能性もある。としていますが、そんな状況に困っているのが中国の取引所です。
中国は去年国内(香港以外)での取引を原則すべて禁じる法律を作ったことで、中国の取引所は国内での運営をすべて終了させています。
そんな取引所たちですが、ひとまず香港に拠点を移しており、今後は中国ではなく日本や韓国市場への参加を予定していました。
しかし、韓国政府が仮想通貨取引に関して厳しい姿勢を示しているため、中国でも有名な取引所であったHuobiとOkcoinは韓国市場への参入を延期する事になったようです。
情報ソース>>韓国の中国暗号化取引の規制緩和遅れ
中国は取引禁止を決めた後、仮想通貨の市場に対する影響力を急激に減少させています。
今のところ中国では鉱業だけは許可も禁止もされていない状況ではありますが、中国規制当局はマイニングで消費する電気量などに対しても問題視しており、今後は鉱業も禁止される可能性が十分にあります。
実は今、中国国内でマイニングを行っていた事業者たちは一斉に拠点を海外へ移しています。
世界的に有名なマイニング企業、Bitmainなどはすでに退避を完了させてるっぽいですよね。
Before
After
彼らはどこに行ったかって?
ベトナムとか東南アジア系の国です。
チベット側に行ったとこもあったような?
このマイニング事業所の移動は鉱山漁船とも呼ばれ、やって行く先々の国々で、
電気をバカバカ食い散らかすという荒行をやってのけています。
※イメージ映像 (中国の違法操業の画像です)
ベトナムには去年11月から12月中旬までのうちに8団体、5,527台の機材が運び込まれており、ベトナム政府は警戒態勢に入っています。
中国政府が鉱業を禁止したとしても、仮想通貨への影響はかなり限定的になる状況になったので、鉱業禁止による急な下落の心配はなくなってきた。
とは言えるのですが、この中国鉱山漁船のアジア諸国での暗躍は、発展途上国にとって歓迎すべきことでないのは間違いないでしょうね。
天才ビットくん
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