魅力的な投資話には裏がある。HYIP→ICO→次は”投資ファンド”?移り変わる金集めの方法
魅力的な投資話には気をつけろ!変化する金集めの今
さて、最近世界中で投資ファンドがすごい勢いで立ち上がっていますから、
今回は、投資ファンドの話でもしましょうかね。
投資ファンドとは複数の投資家から集めた資金を一つの基金として投資を行い、得られた利益を出資者に分配する仕組みの事です。
仮想通貨の投資ファンドは、集めた資金を使って市場でのコイン売買を行い、
先日GACKTのICOスピンドルとかもありましたが、簡単な話、あれも投資ファンドみたいなもんでしたよね。(※爆死覚悟で突っ込むつもりでしたが、値上がりしたんで諦めましたw)
最近、世界的に投資ファンドが大量に作られており、現時点ですでに1000を軽く超える投資ファンドが存在すると言われています。
すでにブラジルでは投資ファンド禁止令が出たほどです。
2017年は仮想通貨がすさまじい上昇を見せ、かなりの利益をもたらしたことで、
こういった投資ファンドが立ち上がるのはまあわかるのですが、
おそらく、大部分は詐欺(的なもの)だと思って構えておいたほうがいいです。
※全部じゃないですよ。たぶん
去年の始めは、HYIPと呼ばれるビットコインを活用した高利回り案件投資が大量に出回っていました。
しかし、
これは結局、100%詐欺でした。
↑懐かしい画像だぜ・・・
HYIPは預かった資金の1~3%程度を配当金として、毎日、毎週のように配当金を得られて人気でしたが、
爆発的にコインの価格が上がったタイミングで消えていきました。
止まるときの決まり文句は
「大変だ!うちのシステムがハッキングされて、預かったコインがなくなった」
です。
配当金を払いたくなくなった時点でこういった言い訳をして、終了する。という詐欺だったわけですね。
僕は結局何回詐欺にあったっけ?確か18回ぐらいだったかな?
※知らない人も多いでしょうけど、実はこのサイトはHYIP検証サイトだったので、当時はいろいろ投資して遊んでました。
そしてこのHYIPが潰れまくってから、だいたい春から夏にかけてでしょうか、
HYIPが廃れて、次に出てきたのがICOです。
ICOは、企業が自社の今後のビジョンなどを発表し、それに対する融資を募る。というものでしたが、
これは大体、95%以上が詐欺だったようです。
(初期コインのオファリングなどの中には、実際に実行されたものもあります。しかし多くのICOは実態とは異なる詐欺だったようです)
中国などを中心に、明らかに実現不可能と言えるビジョンを打ち出し、お金を集める行為が横行。世界各地でICO禁止令が出るなど大問題を引き起こしました。(日本は放置)
そして、2018年。
満を持して出てきちゃったのが、
仮想通貨の投資ファンド
というわけです。
簡単に言うと預かった仮想通貨を運用して、得られた利益を還元しますよー。というものです。
呼び名は変わったけど、やってる事はHYIPの時と変わんないんだよね。
僕が投資した中にもあったな、そういうファンド形式のHYIP。
全滅したけど。
何だろう。
仮想通貨の市場って、
投資家という名のカモが、ネギしょって歩いているような所
なんでしょうかね。
仮想通貨は誰でも気軽にやり取りできるという点で、これまで株やFX投資をしたことがない人が多数参加しており、思わぬ詐欺被害に遭うケースも発生しやすいです。
去年HYIPやらICOやらをいろいろやった結果学んだのは
結局、現物が一番安全だった。
という事です。
まあ、ADAを買ってた人は億万長者になれましたけどね。うらやましいね!
今後も、いろんな投資話が出てくると思います。
それが、当たるかどうかは正直わかりません。
詐欺だと言われ続けたとしても、
世の中に出てしまえば価値が出ることもありますしね。
ADAとかc0banとかが良い例です。
ただ、前述したとおり、
危険である事は間違いありません。
どうぞ皆さんがICOやファンド参加をするときは、その危険性を認識したうえで、無理のない投資を心がけてください。
最近ファンドの投資話が増えてきているので、一応皆さんには注意を促しておこうと思ってこの記事を書きました。
あ、すみません。参考ぐらいにしておいてください・・・。
天才ビットくん
最新記事 by 天才ビットくん (全て見る)
- Facebookリブラからビザ・マスターカードなど5社が離脱 - 2019年10月14日
- リップル推しの動画は多いが当のXRPは「動かざること山のごとし」 - 2019年10月1日
- 金融庁「暗号資産への投資信託の組成・販売には慎重に対応すべき」 - 2019年10月1日
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません