G20開催も、各国意見が一致せず全くまとまらず規制は「なし」
G20、仮想通貨の規制にまとまりはなし
本日3/19から明日3/20にかけて、G20において仮想通貨に関する世界的な規制枠組みを行うかどうかの議論が行われていますが、
予想通り、今回の会議では必要最小限だけで、何も決まらないような状態で終わりを迎えそうです。
FSB(Financial Stability Board)は、加盟国からのグローバルな暗号違反の規則の採択を却下した。Mark Carney議長は、「FSBの初期評価では、現在のところ暗号資産が世界的な財政安定性にリスクをもたらすものではない」とロイター通信は報じた。
情報ソース>>G20ウォッチドッグは、暗号ではリスクではなく、新しいルールの要求に抵抗する
「Crypto-assetsは消費者や投資家の保護、不正行為やマネー・ローンダリングやテロ資金を守るために使用するだけでなく、多くの問題を引き起こしている」とG20声明で続けている。
同時に、それらの基礎となる技術は、金融システムと経済の両方の効率性と包括性を向上させる可能性を秘めています。
一方、Carneyは、FSBが「暗号資産によってもたらされる財務安定性リスクの監視を強化し、G20を適切に更新するための指標を特定する」ことを確認した。
議長からすると、今の所そんなに危険なものでもない(世界のGDPの1%にすぎない)から、金融に影響を与えるものではない。まだ議論すべき問題ではない。
という事ですかね。
G20は明日まで行われますが、ここから強硬的な規制が採択される可能性はかなり薄いです。
どこまで共同発言に強制力を持たせられるか?あとはそれだけですね。
今回規制の話が却下された背景には、各国の対応があまりにも違いすぎることが要因になっているようです。
現在の所、アメリカ、ロシア、イギリス、カナダ、オーストラリアあたりは仮想通貨容認に動いています。
強硬に禁止を訴える中国、インド
世界的な規制枠組みが必要と訴える、日本、韓国、ドイツ、フランスなど
こういった国々で意見が違うのが当たり前。
最近各国の意見を調査していなかったので、一部変わっているかもしれませんが、アメリカとロシアが積極的に取り入れようとしている点から、すでに仮想通貨は世界中で広がるのはほぼ確実じゃ?とか思ってしまうわけで・・・
中国は消えましたし、マイナーが今、採算が合わなくて苦しんでますけどねww
というわけで、仮想通貨市場は再び上昇に転じています。
たいした規制はなし。よかったね。
まあ、マネーロンダリングや犯罪利用に関するところだけはしっかりやっておいて欲しいですね。
天才ビットくん
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