ZaifがFisco Cryptocurrency Exchange(FCCE)に事業を移管
ZaifがFiscoに業務移管
そうそう、ちょっと今更な話ですが
9月に資産の大量盗難を受けたZaifが、Fisco Cryptocurrency Exchange(FCCE)に顧客資産の補償を肩代わりしてもらうにあたり、事業をFisco側に移管する事を明らかにしています。
文書>>テックビューロ株式会社の「Zaif」事業の譲受けに関するお知らせ
Zaifは度重なる金融庁の業務改善命令を受けた後の盗難事件となり、システム面での脆弱性が露呈してしまったわけで・・・。まあどこの取引所もそこまで大差ないと思うけどね。
借金の肩代わりをしてもらうために、Zaifは株を譲り渡したという形です。
Zaifの発表によると
弊社は本事業譲渡の手続が完了した後は、仮想通貨交換業の登録を廃止した上で解散の手続を行う予定
情報ソース>>お客様預かり資産に関する金融支援 正式契約締結のお知らせ
とされていますから、Zaifは事実上仮想通貨交換業から完全に撤退する方向のようです。
たぶん名前も残らないんじゃないかな?
というわけで、こうして一世を風靡した仮想通貨取引所は次々と身売りしていくわけで・・・
当面はこういった流れでの事業統合が進んでいきそうな気もします。
日本政府は今年1月のコインチェック盗難事件以降、仮想通貨及びICOに対してあまり良い印象を持っていないようで、当面は様子見状態に陥っている感じです。
仮想通貨を通貨と定義した勇ましい姿は過去のもの。
仮想通貨大国への道は困難を極めている。と言っていいでしょう。
すでに海外では仮想通貨やブロックチェーン企業の受け入れを推進する国もあり、日本は仮想通貨の世界で後れを取ることになったのは間違いないでしょうね。
天才ビットくん
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