来年の規制案「仮想通貨」は「暗号資産」になる?
仮想通貨交換業に対する規制の在り方を検討している金融庁の研究会が、来年の改正を目指した改正案を明らかにしています。
来年の通常国会中での改正を目指すそうなのですが、色々と面白い部分があります。
参照元>>仮想通貨の新規制、全容判明…顧客への弁済資金確保を義務付け
まず一つ気になったのが「仮想通貨」という名称が、来年から「暗号資産」という名前に替わる可能性があるという点です。
そもそも仮想通貨と言う名称が流行する前までは、仮想通貨は電子マネーなどを指すことが多く、しばらくの間は混在してしまっていましたよね。
また、海外の言葉では「暗号通貨」と呼ばれていましたので、「仮想」が「暗号」に替わるのも、ある意味納得です。
また、仮想通貨交換業者に対しての規制についても変更がありそうです。
具体的には、仮想通貨交換業者は顧客がハッキングなどで不正に資産を失うことがあるかもしれないから、その補填をするための資産を保有しておかないといけない。という事。
これは・・・小さいところは完全に叩き潰されそうな・・・。
あと気になるのは、「風説の流布」の禁止という点かな。
例えば、「〇〇の通貨がETFに承認されるぞ!(事実無根)」とか言って、不特定多数の人にその通貨を買わせる・・・みたいな事が、違法になる可能性が出てくると思われます。事実でないにもかかわらず、いろんな怪しげな情報を出しまくってたノアコインみたいなものを今後は許さないという事なんでしょうね。
ひとまず、来年から色々と変わってきそうですね。
天才ビットくん
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