ここでは非営利団体であるNOAH Foundationにどのような企業が協賛メンバーに入っていて、どういった人物が参画しているのかをまとめました。
(新しい発表があり次第、この記事をアップデートしていく予定です)

NOAH Foundationの協賛企業について

NOAH Foundationの協賛企業は主に以下のラインナップになっています。


●フィリピン航空
●DMCIホームズ
●フィリピンナショナルバンク(PNB)
●Asia Brewery
●Fortune Tobacco Corporation (FTC)

一見、フィリピン航空以外は聞き慣れない企業が並んでいますが、フィリピンでは国内1位2位を競う有名な企業ばかりが名を連ねています。

 

ひとつひとつ企業を紹介する前に、ルシオ・タン(Lucio Tan)が率いるLTグループの資本関係を確認するとイメージしやすいと思いますので、まずは以下の図をご確認ください。

 

LTグループは、中国系フィリピン人でフィリピン実業界の大立者として知られるルシオ・タンによって1937年に設立された会社です。経営陣にはグループの総帥ルシオ・タンを筆頭にタン一族の他フィリピン経済界を代表する財界人が名を連ねています。

フィリピンでは知らない者はいないと言ってもよいほどの大富豪グループで、巨大企業のホールディングスをしています。

(参考資料)
http://www.ltg.com.ph/ltgorg.html(資本関係について)
https://ja.wikipedia.org/wiki/LTグループ(wikiペディア)

 

このLTグループの傘下企業がNOAH Foundationの協賛企業に入っています。またルシオ・タンフィリピン航空も経営しています。

それでは協賛企業をひとつひとつ見てみましょう。

 

philippine Airlines(フィリピン航空)


ご存知の通りフィリピン最大のエアラインです。日本でいうJAL(もしくはANA)のような存在です。ちなみにノアシティが開発される場所の40万ヘクタールの用地はフィリピン航空が保有しています。

また自社媒体を活かして、機内映像でノアコインの広告を放映したり、アキノ空港からマニラ市街地までの高速道路の看板にもプロモーションが行われる予定です。

 

DMCI Homes Leasing Services(DMCIホーム・リーシング・サービス)


フィリピンの最大手である建設会社DMCIグループを母体に持つ、コンドミニアム開発会社です。フィリピンの3大ディベロッパーの1つとしてオーナーや投資家を対象に高級住宅の建設と販売を手掛ける総合住宅建設会社です。日本でいう大手ゼネコンというと分かりやすいでしょうか。

 

PNB SAVINGS BANK(フィリピンナショナルバンク)


フィリピンの国立銀行として設立後、現在は民営化されているフィリピン最大級の銀行です。国内拠点は656、海外の拠点は77、そのほとんどが海外在留フィリピン人の本国送金業務を主たる業務としています。

2013年2月9日に、Allied Banking Corporationと株式交換による合併によりPNB SAVINGS BANKとなりました。

(参考資料)
http://www.pnb.com.ph/japan/index.php/jp/about-us/corporate-profile-history

 

ASIA BREWERY


フィリピンに存在する2社のビール会社の一つであり代表的な飲料メーカーです。主な製品はビール、ワインの他ウォッカやラム酒のカクテル、ノン・アルコール飲料としては飲料水(蒸留水および天然水)、コーヒー飲料、 エナジードリンク、ココナッツジュースを始め多岐にわたります。

 

Fortune Tobacco Corporation (FTC)


フィリピンのタバコの販売会社です。フィリップモリスとフィリピン現地法人(PMFTC Inc.)を持ち合っています。2012年の国内シェア90.7%で、フィリピンのタバコはここが独占しています。

 

Eton Properties Philippines, Inc.(イートン・プロパティーズ・フィリピンズ)


都市計画・開発と管理を手掛けている不動産企業です。現在開発中の”Eton city(イートンシティ)”の中心地にノアシティが誕生します。

 

このように、

フィリピン航空(航空会社)が広大な敷地を提供し、
DMCI(ディベロッパー)が都市を生み出し、
フィリピンナショナルバンク(銀行)がノアコインを支えていく。

大まかに言うと、このスキームがノアプロジェクトになります。

 

NOAH Foundationのボードメンバーについて

NOAH Foundationのボードメンバーは以下のラインナップになっています。(随時更新予定)

Lucio Tan(ルシオ・タン)


フィリピン国内で2番目の大富豪。2013年のフォーブス誌に7.5億ドル(約850億円)の資産と掲載されました。フィリピン航空を経営しているフィリピン有数の一族として有名です。
(ちなみに日本国内ではソフトバンクの孫正義さんが全国2番目の大富豪です)

 

David Mezrahid(デービット・メズラヒド)


ノアファウンデーションの役員であり技術顧問責任者。ノアコイン開発の監修をしている責任者でプリンストン大学においてクリプトカレンシー(暗号通貨)の教授を務めています。またモナコのプライベートバンクをはじめ世界各国の様々な銀行の顧問も務めています。

(参考)プリンストン大学とは?
プリンストン大学は世界大学ランキングにおいて第6位に入っている大学です(2016年発表)。ちなみに第5位がケンブリッジ大学で、要するにハーバードやオックフォードなどと並ぶような大学になります。プリンストン大学は世界大学ランキングでいうと総合では6位ですが、数学部門では第1位です。暗号通貨はもちろん暗号技術を使うので、この暗号技術というのは数学だということは言うまでもありません。

数学部門で世界一の大学であるプリンストン大学で、暗号通貨の教授をやっているDavid Mezrahid氏がノアファウンデーションの技術顧問になります。

このようにDavid Mezrahid氏は天才数学者でありますが、世界各国の銀行の顧問も務めているので金融にも精通していのが特徴です。

 

Bruce Rivera


NOAH FOUNDATIONの顧問弁護士Bruce Rivera氏。

 

Clarke Robertson


NOAH FOUNDATIONのITエンジニアClarke Robertson氏。

 

Martin Cunt Salvador


NOAH FOUNDATIONの金融事業家Martin Cunt Salvador氏。

 

またノアファウンデーションのボードメンバーにはフィリピンの最高裁判所の判事が入っています。

 

NOAH FOUNDATIONがオフィシャルサイトに掲載予定の動画を、ほんの一部ですがWEB先行公開しました。
今回公開された映像は、インタビュー映像、活動報告映像の一部になります。

 

 

NOAH FOUNDATION オフィシャルサイト(近日公開予定)
https://noah.foundation/